移住を思い立ったワケ

突如、移住を思い立ちました。

私は現在57歳、2022年7月で58歳になる一人暮らしの女性です。

愛知県西尾市出身、

23歳で結婚、名古屋で暮らし、26歳で息子を出産、

44歳で離婚して、46歳で起業、47歳で上京しました。

東京に憧れて、港区の広尾に1年、文京区の本駒込に約4年住みました。

その間、執筆活動、講演、講座で全国を飛び回り、

海外にも行かせていただきました。

それはそれで楽しんでいるつもりでしたが、

朝から晩までいつも頭は仕事のことでいっぱい。

どうやって売り上げを上げるか、

自分の生活を守れるだけの収入を得るか、

そればかりを考えて

時間があればパソコンにかじりついている状態。

頭も心も休むことを忘れてしまい、

首が回らなくなったり、手が上がらなくなったり。

偏頭痛、胃腸の不快感、一日数回咳込む、、、

それ以外にもだんだんと身体に不調が現れてきました。

出張や旅行で遠出をするたびに、

熱を出して寝込むようになりました。

都内でのスピーディーで無駄のない交通機関も

自分の性格に合っていると思っていましたが、

その分空を見る余裕もなくしていました。

本駒込に引っ越してからほどなくして学び始めた

スピリチュアルでは、

緩むことが大事、頭で考えない、

と教えられていましたが、

それからは程遠く、

そうしようと思っても、どうにもできませんでした。

「もう疲れた・・・海が見えるところに住みたい。」

そう思って引っ越したのが神奈川県逗子市でした。

運よく窓から海も富士山もヨットも見える、

それはそれはステキなリゾートマンションを購入することができました。

（79歳までのローンです。笑）

そこで「緩もう」と思ったのですが、

引っ越しても2年近く、

環境が変わったにもかかわらず、

頭と心が変えられず、身体も緩まずでした。

毎朝「このままあと10年生きるのはしんどいな。。。」

と思っていました。

が、３年目にホメオパシーに出会って

少し体が楽になってきました。

ある整体師さんのおかげで、

身体の緊張がずいぶんほぐれました。

そして社会人4年目で転職した息子が

鬱になってお嫁ちゃんと我が家に転がり込んできたおかげで、

私はやっと、

スピリチュアルで学んだ「ヒーリング」を実践し始めました。

瞑想も毎日の日課になり、

セミナーもやり始めました。

自分の思考を見つめては軌道修正し、

心の傷を癒して解放したおかげで、

昼寝する自分も、

仕事をしないでビーチコーミングしている自分も

許せるようになり、

都内にいたころよりずいぶんと頭も心も身体も緩んで

楽になりました。

ステキなパートナーとも出会うことができました。

ただ一つ、

収入だけは上げることができず、

どんどん減っていく預金残高を眺めながら、

どうしよう、、、

とそれだけが悩みでした。

いざとなれば、

ローンを払ってくれると息子は言ってくれたし、

（現在31歳）

実家に帰れば住むところはある。

（両親はおかげさまで健在）

だけど、、、

ここに住み続けたとして、

私はこれから何をする？どう生きる？

都内、リゾート、憧れていた生活を体験してしまった私は、

ある意味、とても満足していて

この先のビジョンが描けなくなっていました。

実家に帰ったとしたら、どうなる？？

いや、ない。笑（両親には悪いけど）

しかも、起業した時のように

これから新しいことに燃える気力はもう残っていない。笑

できれば、「稼がなきゃ。」から離れて、

神様が連れてきてくださるクライアントさんへの

セッションやセミナーだけをやっていきたい。

そう思っていたところに、

パートナーの

「リバースモゲージっていうシステムがあるよ。」

という一言から検索した結果、

「このマンション、今売ったらいくらなんだろう？」

と調べてみたくなりました。

コロナの影響で、

このあたりの不動産価格はあがっているのです。

そしてザクっと予想で計算してみたら、

「あれ！？うそ！！えーーー！？」

ここが売れたら、

マイナス（ローン）からプラス（貯金）に

ゴロン！とひっくり返ることがわかり。

（いや、ほんとは去年でも考えてみたらわかることなのに。笑

　そこまでリアルに考えていなかった。）

だとしたら、

家にお金をかけずに暮らせば、

これから先、お金の心配がなくなる！！

そして本当にやりたいことだけやって暮らしていける！！

目の前がパーーーーーッ！！と開けたのです。

これが私が移住を思い立った理由です。

理由をこんなに詳しく書くつもりじゃなかった、、、

いやいや、

もっとほんとは、細かい状況やそれにまつわる心の動き、

そして目に見えるマンションだけでなく、

裏側の目に見えないところにあれもこれもあった

執着を手放したがゆえの移住プランで、

「執着を手放して豊かさを手に入れる」

みたいな本が一冊書けそうくらいなのですが、

それはまた、ここに書くかもしれないし、

書かないかもしれないです。笑

それよりも、

既にどんどんと計画が進行しているので、

その様子を少しずつ書いていこうと思います。